アトピーを悪化させる食べ物とは

アトピーを悪化させる食生活とは

アトピー性皮膚炎は、食べ物と密接な関わり合いがあるとされています。アトピー性皮膚炎の患者は腸があまり強くないとも言われています。ですので、腸に負担がかかるような食べ物は、アトピーを悪化させる原因と考えて良いでしょう。

私も最もアトピー性皮膚炎がひどかった中学生時代は食生活、この悪化させる食べ物を減らした食生活をしているとかなりの改善がみられました。このことからしても胃腸への負担を減らしてあげるのは有効だと思います。これから、アトピーを悪化させる食べ物を見て行きます。

アトピーを悪化させる食べ物6選

アトピーを悪化させる食べ物多々あります。全てを食べないというのはかなり現代の食生活では難しいですが、控えるだけでも私のように改善する可能性は高いです。

 

砂糖(白)

白砂糖が多く使われているお菓子はアトピーに特に悪いとされています。理由は以下2点にあります。

・砂糖の栄養で腸内細菌のカンジダ菌が増殖し、毒素で悪化させる
・インスリンの大量生成

血糖値が上がるとインスリンが分泌され、リノール酸をアラキドン酸に変化させます。アラキドン酸については上で説明した通り、アトピーを悪化させます。砂糖はアラキドン酸生成を促進させて、腸内細菌の一つ、幹事だ菌を増殖させ、腸内環境の悪化させます。つまりアトピーの炎症に深く関わりこれを制限する必要があるのです。

油・揚げ物

天ぷらやトンカツなど油で揚げた食べ物は、胃腸に負担がかかります。また揚げ油で使用する油(サラダ油、べに花油、大豆油、コーン油、ひまわり油、ごま油など)はリノール酸という油でオメガ6体内でアラキドン酸という物質に変わります。このアラキドン酸はさらに、アトピー症状やアレルギー反応を促進させるホルモン物質を生成するのでアトピー悪化の原因を作ります。

 

動物性タンパク質

牛・豚・鶏などの動物性タンパク質は元々日本人が食べていたものではないので、腸の消化が西洋人に比べても悪く、腸内で毒素を発生させ、悪玉菌の増殖や活性酸素を生み出す原因になります。このことから、腸内環境の悪化を招くため、アレルギーを引き起こす要因になると言われています。タンパク質を摂る場合は、大豆などの植物性のものが良いでしょう。

カフェイン・香辛料

コーヒーなどのカフェインの入った飲み物やカレーや唐辛子などの刺激物も、胃腸に負担をかけます。皮膚の痒みを悪化させる原因となり、コーヒーなどは身体を冷やすため、腸内の善玉菌を減らしてしまうので避けた方が良いでしょう。

添加物が多く含まれるインスタント食品

農薬の沢山使われている野菜や食品添加物が使用されている食べ物は普通の人でも良くないですが、アトピーの人は特に悪いとされています。カップ麺などのインスタント食品やスナック菓子などジャンクフードも、極力避けた方が良いです。

体を冷やす食べ物

冷たい食べ物や飲み物、南国産の果物など体を冷やす食べ物も、アトピー悪化の原因となります。冷えは万病のもとと言いますが、アトピーだけでなくアレルギー全般で身体を冷やす食べ物を減らした方が良いです。身体を温める食べ物が良いでしょう。

一番ひどい時でも上記を全て食べないというのは不可能でした。若いので油っ気のあるものを食べたかったです。カップ麵も食べたくなり、食べられないとストレスにもなるので、このストレスもアトピーには大敵なので減らす努力と食べても良い日を作って上手くストレスにならないように工夫しましょう。